2020/02/28

MacBook Pro Retina 修理 15インチ 2015 水濡れ故障 CPU交換修理

MacBook Pro 修理 リワーク作業 水没修理

今回は水濡れ修理でお預かりさせていただき、CPUの電源ICがショートしておりました。
ショートしているICを交換いたしましたが、CPUに電流が供給されません
CPUの抵抗を測ったところCPUがショートしている事が判明しました
お客様に確認したところCPUの交換をしてくださいとの事でしたので交換させていただきました。
交換作業のご説明をしていきましょう。
①CPUの固定に使われているボンド(アンダーフィル)の除去をします。
①CPUをリワークシステムという設備で加熱して、基板とチップを繋ぐ半田を溶かして取り外します。
②ロジックボードの半田除去をする。(ここで綺麗に除去しないと失敗の原因に)
③CPUのリボール作業1000個以上の0.4mmのはんだボールを載せていきます
④ロジックボードとCPUの半田ボールの位置決め作業
⑤後はリワークシステムを使ってCPUを載せて加熱し、実装します。
こんな流れです。CPUを交換させていただき無事修理完了です。